LDAPパスワードを変えたらSambaにアクセスできない
エラーの概要
SambaをLDAPで管理しており,かつアカウント名とパスワードをWindowsに記憶させている場合に,LDAPパスワードを変更すると,ログインできなくなることがある.このとき,次のメッセージが表示される.
同じユーザーによる、サーバーまたは共有リソースへの複数のユーザー名での
複数の接続は許可されません。サーバーまたは共有リソースへの以前の接続を
すべて切断してから、再試行してください。
エラーの原因
パスワードを変更したためWindowsは新しいセッションを作ろうとする.しかし,以前のセッションが残っているため,同一のアカウント名で異なるセッションが複数確立される.これを防ぐため,Windowsはエラーを吐いてログインをキャンセルする.
対処法
このため,一旦以前のセッションを切断し,再度新しいアカウント/パスワードでセッションを張り直す必要がある.
以前のセッションを切断する
まず,次のコマンドで切断すべきセッションを探し,このサーバ名を特定する.
> net use
切断するサーバ名を確認したら,現在残っているセッションを切断する.
> net use \\servername /delete
再度接続する
再度接続するには,次のいずれかの方法がある.
#エクスプローラでログインする.#コマンドプロンプトで接続する.
コマンドプロンプトで接続するには,次のコマンドを使う.
>net use \\servername /user:username password
ここで,usernameとpasswordは,適切な文字列に置き換えること.
キーボード入力のリピート速度を規定以上に速くする
コントロールパネルで設定できるキーリピート速度は,個人的には遅いと感じている.kbdaccを利用すると,リピート速度を更に高めることができる.以下のリンク(1)からダウンロードできる.
NTEmacsによる文字コード判別の失敗への対処
Emacs 23に変更してから,ファイルサイズが小さい場合に,文字コードの自動判別に失敗することがある.この場合,.emacs.elに次を記述するとよい.これは,euc-jpを使用する場合の例である.
(prefer-coding-system 'euc-jp-unix)
文字コードを自動的に判別する際,Emacsは判別する優先順位に従って,適する文字コードが見付かるまで順に検査する.この優先順位を変更するのが上記関数である.すなわち,上記lispは,文字コードeuc-jp-unixを,判別する優先順位の上位に配置替えする.
Cygwinからシリアル入出力をおこなう
Cygwinからは,/dev/ttySxを使うことで,シリアルポートに対する入出力が可能である.xの部分にはポート番号が入る.例えば次のコマンドで,ポート0にhogeと出力する.
$ echo hoge > /dev/ttyS0
外部リンク
#Software Download Page#ドメインサーバー管理者日記l#Emacs : 文字コード自動判定の優先順位を変える